自動工具研削盤GriStarシリーズで「カウンターシンク」を再研磨する
公開日:2021/02/13 更新日:2021/02/13
今回は自動工具研削盤GriStarシリーズで「カウンターシンク」を再研磨する方法について説明していきます。
対応形状
GriStarシリーズではカウンターシンクの再研磨が可能です。
対応可能な径や形状については下の比較表を参考にしてください。
パラメータ | GSP | GME | GM5 |
---|---|---|---|
先端径 | 4.00mm~32.00mm | 1.00mm~20.00mm | 1.00mm~25.00mm |
先端角 | 55.0°~125.0° | 55.0°~125.0° | 55.0°~125.0° |
逃げ角 | 0.1°~5.0° | 0.1°~5.0° | 0.1°~5.0° |
中心径 | 0.10mm~10.00mm | 0.10mm~6.50mm | 0.10mm~6.50mm |
不等分割 | 〇 | - | - |
実際に設定してみる
左上の「工具種・砥石設定」タグを押して工具種を「カウンターシンク」に切り替え、砥石も適宜交換してください。
砥石の寸法入力と交換が終わったら工具を登録・設定していきます。
主な設定項目は以下の通りです。
先端径 … カウンターシンクの直径を入力します。
先端角 … 先端部の角度を入力します。
逃げ角 … 刃部の逃げ角度を入力します。カウンターシンクの場合、逃げ角を大きくすると被削材の面取り部が粗くなったり多角形になったりすることがあるので注意してください。
中心径 … 中心部の平たい部分の径を入力します。
「カウンターシンク」の再研磨についての説明は以上で終了です。